2020年1月24日

自動追尾の赤道儀を作ってみました




以前に天の川を撮ったことがありましたが、もう少しまともに撮ってみようと思い立ち、調べているうちに手作りの赤道儀を
WEBでみつけ、我が家のジャンクを探ってみると、ステッピングモーターやそのドライバー回路等々がみつかり、作ってみました。
完成した1号機です。手作り感満載です




このWEBを参考にしました。


「自動追尾の赤道儀を改造しました」はこちら

     
     三脚:ハスキー3段
    カメラ:Z7
    レンズ:80-400ズーム
    雲台:マンフロットMG460
    板の厚さ:18㎜
    電源:12v
 



  左画像
 上部はスマホを回転方向に対して直角に載せて、アプリで北極星を探します
 スイッチは左から以下の通りです
   電源オン/オフ
   リミットスイッチの有効/無効
   動作スピードで星座追尾モードと3倍速
   パルスモーターの回転方向   
     かかった費用は三脚とカメラに取りつけるクイックリリースクランプ&リリースプレート2個で
3000円だけですみました。後はいろいろなジャック(?)でつくりました。
雲台は未使用でとっておいたマンフロットのMG460、パルスモーターとドライブ回路は
えらく昔に秋月で買ってあったセットで、回路を改造しました。
北極星を覗いて見つけるパイプ(?)は取りつけていません。

スマホのアプリでなんとかしようと考えています。

アプリはPolar Scope Pro です。

ターゲットがPolarisで左の画像の
ようにクロスカーソルが出て雲台で
調整できます。(たぶん大丈夫)

az:360° alt:35°と表示されています   
 
 

ステッピングモーターは、ステップ角度1.8°(200カウントで1周)
回転するネジはM6で、1回転で1㎜移動します。

 ステッピングモーターのドライブ回路はIC555とフリッピフロップであり
IC555の出力のクロック周期を300msecに調整しました。
  ( 0.3 x 200 = 60sec ==>1分で1回転)




 移動する板の回転半径229.2㎜で、1時間で15°です。

 クロック周期を300msecで調整でしましたが、使った測定がぼろなので、
実際の移動量を左図ように板にメモリをふって1時間で様子をみましたが、
GOODでした。(時々チェックする必要があるかもしてません)

 動作時間は最大で1時間20分位で、リミットスイッチで止まります。
難点は一度1時間ほど使用すると戻す必要があり、
ステッピングモーターの反転とスピードアップ(3倍速)をできるように
ドライブ回路を改造しました。(もっと良い方法はないものでしょうか)

 リミットスイッチはONで電源が切れるようにしたため、再スタートの為に
リミットスイッチのDISABLEスイッチを追加しました。